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作成日時 : 2008/12/27 23:34
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今日も一日が終わった。ショップがオープンして1年半にもなるが、上海人の「値切り」には一向に慣れることがない。慣れるどころかやつらに対して嫌悪、いや憎悪感が日増しに強くなる。
強盗に近いやつもいる。定価1000元(14000円相当)のブランド本革製ブーツを、試着したまま脱がず、「原価が500元なら50元儲かればいいでしょ。」とキャッシャーに550元を置いたまま、制止するのも聞かず商品のブーツを履いたまま、自分の靴を片手に、風を切って去っていたあいつ。いや、それおかしいでしょう。どこに客が値段を決められるお店があるというのか。
が、ここにきて少しづつわかってきたこともある。上海で商売を始めてから1年半というもの、日本の生ぬるい環境で育ち、商売とは無縁な生活をしてきた私にとって、経験してきたことといえば、それはそれは人間不信に陥ることばかりだった。騙され(次号に続く)、お金をむしり取られ。が、しかし、誰もかれもが「人を騙し得をするのを良しとしている」中国で、「騙すなんて人として最低だ。損して得取れ。」などと甘い平和主義など主張しているとしたら、愚の骨頂である。この国で商売はまずできないと思ったほうがよい。国民誰もかれもが「得をするがために」生きているとすれば、彼女たちの恐ろしいがまでの値切りは(追々話していくが)、私が仕入先から騙されないように、損をしないように防衛体勢をとるのと同じように、「この店に騙されないように、損をしないように」と店に対して防衛体勢をとっているだけのことなのである。実際、店に来る子たちは、上海でも比較的裕福で、お金には不自由のない子たちなのであるから。簡単にいえば、中国四千年(?)の値切りの文化、伝統と言ったところであろうか。逆に、いつもどんぶり勘定で、ええかっこしいだけのために「おつりはいらないわ」なんて言っている私からすれば、十分に尊敬するに値する。
本当に刺激的で面白い街だ、上海は。
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